子どもたちの歯肉炎予防について

子どもたちの間で歯肉炎が増えています。歯肉炎を防ぐためには、正しい歯磨き方法で口腔内を清潔に保つ必要があります。以下はプラークの染め出しについての記事からです。

【子どもたちの歯肉炎予防と進行抑制のために】
対処法
プラークの染め出しによる歯肉炎の原因追求
プラークの染め出しを行うことによって、歯肉炎の原因を自分の口腔内で追究することが可能となる。プラークが除去できている歯の周りの歯肉は健康であり、プラークが付着している歯の周りの歯肉は歯肉炎が起きていることを、自分の口腔内で確認する。すなわち、歯肉も、染め出したプラークも観察できることを活用して、歯肉炎の原因はプラークであることに子どもたち自らが気づくことが大切である。(2004 現代の治療指針引用)

プラークを赤く染める薬を使ったことがおありでしょうか? 磨き残しのプラークが真っ赤に染まり、磨き残しが案外多いということに驚かれた方も多いと思います。赤く染まっている部分は、歯の凹凸があったりブラシの毛先が届きにくかったりして、磨きにくい場所でもあります。その部分を毎回気を付けて磨くことによって、口腔内はより清潔に保たれるようになります。

ただし、磨きすぎは歯肉を傷つけますので、気をつけましょう。自分のブラッシングの強さが強いのか弱いのか良くわからない方は、歯科衛生士による歯みがき指導をうけてみてくださいね。ご予約の際に、「歯の健康診断とクリーニングと歯みがき指導」という風に受付にお申し出いただくと、ドクターと歯科衛生士の両方の予約を取らせて頂きます。

歯のことでお悩み・ご相談のある方は、当院の無料電話相談をご利用ください。カウンセラーがあなたのご質問にお答えします。お気軽におかけくださいね。