カテゴリー: 歯科

根面う蝕の治療について

 根元の虫歯は高齢者になるほど注意が必要と言われています。虫歯が歯茎の下に隠れているために自分では発見出来ないので厄介です。以下は根元の虫歯(根面う蝕)の治療についての記事からです。

 歯周治療を通して患者さんのモチベーションが高く維持され,プラークコントロールも良好であったとしても,歯根が露出してしまった以上,口腔内は絶えず根面う蝕の危険にさらされている状況となります.皆さんも,メインテナンスにおいて,根面う蝕の発生にはつねに頭を悩まされていることと思います.ます私たちが,患者さんとともに根面う蝕の罹患リスクが高い部位やリスクファクターをしっかりと認識し,リスクを最小限にとどめる努力を続けていきましょう.(VOL.30 デンタルハイジーン引用)

 昔に比べて子どもの虫歯予防が熱心に行われるようになり、虫歯が減って、歯周病予防に対する意識も高まっているために、高齢者であっても健康な歯を維持している方が増えてきました。しかし、歯周病は予防していても、加齢によって少しずつ進行していきます。歯茎がだんだんと下がってきて、今までは隠れて見えなかった歯の根の部分が露出するようになります。その露出した歯根面に根面う蝕は発生します。
 歯のことでお悩みがある方は、当院の無料電話相談をご利用ください。専任のカウンセラーが電話をお受けしますので、ご相談やご質問など、何でもお話くださいね。


子どもたちの歯肉炎予防について

子どもたちの間で歯肉炎が増えています。歯肉炎を防ぐためには、正しい歯磨き方法で口腔内を清潔に保つ必要があります。以下はプラークの染め出しについての記事からです。

【子どもたちの歯肉炎予防と進行抑制のために】
対処法
プラークの染め出しによる歯肉炎の原因追求
プラークの染め出しを行うことによって、歯肉炎の原因を自分の口腔内で追究することが可能となる。プラークが除去できている歯の周りの歯肉は健康であり、プラークが付着している歯の周りの歯肉は歯肉炎が起きていることを、自分の口腔内で確認する。すなわち、歯肉も、染め出したプラークも観察できることを活用して、歯肉炎の原因はプラークであることに子どもたち自らが気づくことが大切である。(2004 現代の治療指針引用)

プラークを赤く染める薬を使ったことがおありでしょうか? 磨き残しのプラークが真っ赤に染まり、磨き残しが案外多いということに驚かれた方も多いと思います。赤く染まっている部分は、歯の凹凸があったりブラシの毛先が届きにくかったりして、磨きにくい場所でもあります。その部分を毎回気を付けて磨くことによって、口腔内はより清潔に保たれるようになります。

ただし、磨きすぎは歯肉を傷つけますので、気をつけましょう。自分のブラッシングの強さが強いのか弱いのか良くわからない方は、歯科衛生士による歯みがき指導をうけてみてくださいね。ご予約の際に、「歯の健康診断とクリーニングと歯みがき指導」という風に受付にお申し出いただくと、ドクターと歯科衛生士の両方の予約を取らせて頂きます。

歯のことでお悩み・ご相談のある方は、当院の無料電話相談をご利用ください。カウンセラーがあなたのご質問にお答えします。お気軽におかけくださいね。


口臭予防は歯磨きから

ご自分の口臭を気にしている方は多いと思います。口臭予防の基本は、正しい歯磨きです。

歯垢染め出し液を使ったことがありますか?歯に残っている歯垢を赤い色で着色し、磨き残し部分を教えてくれるというものです。

歯に残っている歯垢をチェックすることで、口臭の原因となっている箇所を自分で判断することも出来ます。また、歯間ブラシで歯と歯の間や、歯の根っこ付近を触ってみたときに、歯間ブラシに臭いがつくようなら、口臭が発生していると言えます。

口臭を消すために、今まで以上に歯磨きを徹底し、食後30分以内に必ず歯磨きをする習慣をつけましょう。歯磨きをきちんと行えば、歯肉炎等の炎症は治まり、口臭も治ります。

それには正しいブラッシングが必要ですので、きちんと磨けているのか自分ではよくわからない方は、歯科医院へ行って、歯科衛生士さんに歯磨き指導をしてもらうのもいいと思います。歯肉炎になっていて歯肉が腫れている場合も、自分ではなかなかわからないものです。そんな時も、歯科衛生士さんなら一目で歯肉炎と判断できます。

当院では、PMTCという歯科衛生士による歯のクリーニングのメニューがあります。自分ではケア出来ない部分まできれいにしてもらい、歯石も取ってもらえて、希望すれば歯磨き指導もしてもらえます。ご予約はお電話でお気軽にお申込み下さいね。


コーチングテクニックを後輩指導に生かそう

 歯科医院でも、スタッフ教育にコーチングの技術を取り入れている院が多くあります。コーチングとは、会話によって相手のやる気や行動を引き出すコミュニケーション技術のことです。以下はコーチングテクニックに関する記事からの抜粋です。

 人の理解には、方法もスピードも千差万別です。その人に合った指導をするには、先入観を持たずに「ただ聴く」ことが必要です。「ただ聴く」と、相手の聞きたいこと・伝えたいことが、伝わってきます。そのため、相手の目線やレベルに沿った情報を提供できます。すると相手は理解ができ、そこから自信がついたり、次のステップに進めるのです。また、後輩は自分の話を受け取ってもらえたと感じ、先輩との信頼関係が作られます。「聴く」は、コーチとコーチされる側をつなぐ橋なのです。上記イラストの先輩と後輩の会記では、先輩は後輩への先入観、決めつけをもって話を聞いています。以下のような「ただ聴く」会話になると、後輩指導がもっとうまくいくかもしれませんね。
(Vol.34 歯科衛生士引用)

「ただ聴く」ことの重要性は、スタッフ同士だけでなく、患者さんとドクター、スタッフの間でも大切なことだと思います。当院にいただいた患者さんからの体験談にも、「先生が話をじっくり聞いてくれたので安心出来た」「先生がこちらの話をちゃんと聞いて答えてくれた」ということが良く書かれています。患者さんにとって、現在の状況だけでなく、思っていること感じていることを聞いてもらい、その上で治療の相談に乗ってもらえるということが、信頼につながるのだと思いました。当院には無料の電話相談窓口があり、専任のカウンセラーが様々な歯のお悩みにお答えしています。どうぞお気軽にご利用くださいね。


子どもたちの歯肉炎予防

 子どもたちの間に歯周病予備軍である歯肉炎が増えているそうです。柔らかい食事、時間を決めずに甘いおやつや甘い飲み物を飲食するなどの食習慣が原因であると考えられています。昔に比べて子どもの虫歯予防に対する意識は格段に進歩していますので、歯周炎にならないように対策をとりたいものです。以下は子どもたちの歯肉炎予防に関する記事からの抜粋です。

【子どもたちの歯肉炎予防と進行抑制のために】
考え方
 炎症が歯肉に限局している場合を歯肉炎,歯肉から周囲の歯周組織に炎症が及んだ場合歯周炎と呼ぶ.歯肉炎と歯周炎は一巡の疾患であり,歯固炎の前段階に歯肉炎が存在し,その進行した型が歯周炎である.以上の観点からいうと,歯肉炎と歯周炎は歯周組織内での炎症の拡がり(進行度)による分類であり,臨床的に,歯肉炎と歯周炎を肉眼的な観察のみで鑑別診断することは非常に困難である.そのため,歯周ポケットの深さ,歯肉退縮量,歯の動揺度,X線写真などにより歯周組織の破壊程度,歯根に対するポケット底部の位置関係を総合的に判断し,診断および治療計画の立案を行う必要がある.(2004 現代の治療指針引用)

 虫歯も歯周病も予防が大切です。歯に関するお悩みは、当院にご相談ください。専門医が治療方法、治療費等を詳しくご説明いたします。無料の電話相談もございますので、お気軽におかけくださいね。


歯科領域でのアロマセラピーの応用

 アロマセラピースクールの生徒の中には、看護師や歯科衛生士の方が少なくありません。それぞれの医療の現場でアロマを生かそうという高い志を持って学んでおられます。以下は歯科領域でのアロマセラピーに関する記事からの抜粋です。

【歯科領域でのアロマセラピーの応用】
 歯科医療では,治療時に疼痛などによる苦痛を伴う場合があることや,歯科特有のタービンなどの金属音,薬品臭などもあり,歯科治療中の患者さんの緊張や不安は大きいといえます.私たちは,患者さんとのコミュニケーションをはかることにより,可能なかぎり緊張をやわらげ,不安を取り除く努力を行っているところですが,十分に軽減・解消できない現状があげられます.
 2006年に,九州歯科大学保存治療科を受診した患者50名に対して行った,「歯科治療時における緊張の度合い」について尋ねたアンケート結果によると,「緊張しない」と回答した者は全体のわずか8%でした.同患者グループに対し,ラベンダー精油を1%濃度に調整した湿式シートを用い,吸入法によるアロマセラピーを歯科治療に併用し,治療前と治療後の不安・緊張の改善度をPOMS短縮版により調査したところ,アロマセラピーを行っていない対象群50名よりも緊張・不安の改善率が大きく,98%の者が「次回も診療時に吸入法によるアロマセラピーを受けたい」と回答しました.(VOL.30 デンタルハイジーン引用)

 患者さんには、少しでも身体と気持を楽にして治療を受けていただきたいものです。そのために、アロマの良い香りで気持ちを和らげ、リラックスしていただこうという取り組みです。ラベンダーは特にリラックスさせ、眠くなるような効果が期待できますが、香りには好き嫌いがありますので、どなたに対しても良いとは言い切れないようです。歯でお困りの方は、当院の電話相談をご利用ください。専任のカウンセラーがあなたのご質問にお答えします。きっとお悩みの解決につながると思います。


永久歯がそろわない子が1割にものぼる

 日本小児歯科学会の調査によると、永久歯が全て生えそろわない「先天性欠如」が、小児歯科を受診する子どもの1割に上るそうです。永久歯は、上下合わせて28本生えるはずなのですが、それが全て生えてこないとどうなるのでしょうか?歯が足りないと、咬み合わせが悪くなって、歯周病を引き起こすこともあるそうですから、怖いですね。学会員の先生たちも、この1割という数字には、「相当多い印象だ」との感想を持たれたそうです。

 この調査には、全国7大学の小児歯科と協力医が参加し、12都道府県で1980年代以降に歯科を受診した7歳以上の患者の、X線画像を分析したそうです。その結果、1568人(10.09%)に、1本以上の永久歯の欠如が認められたというのです。どの歯が欠如しているのかというと、顔の中央から右5番目に生える奥歯(第2小臼歯)と2番目の前歯(側切歯)で多かったそうです。上あご(4.37%)より下あご(7.58%)で多く、左右の差は小さかったとのことです。

 先天性欠如の原因は解明されていません。永久歯が生えそろわない場合の治療は、歯の位置や本数などによって方法は異なりますが、多くは保険のきかない自費治療となります。このような子供たちが1割もいるということは、人類の進化がそのような方向に向かっているということなのかもしれませんね。


電動歯ブラシの正しい使い方

最近、コンパクトで可愛いデザインの電動歯ブラシが人気ですね。

さて、この電動歯ブラシの正しい使い方をご存じでしょうか?

そもそも、電動歯ブラシとはどんな仕組みなのでしょうか?

パナソニック(大阪府門真市)によると、今は音波振動タイプの電動歯ブラシが主流なのだそうです。

最近よく売れている商品では、毎分数千~数万回、1ミリ前後の幅で動いて、歯の隙間、表面などに付いた汚れを、徹底的に取り除いてくれるので、毎日のデンタルケアの心強い味方と言えますね。

ただ動くだけではありません。

手でブラシを持って歯磨きするときによく言われる「歯に余計な圧力をかけすぎない」「ブラシの毛先を細かく動かす」「ブラシを横に動かす横磨きを取り入れる」という繊細な動きを、きちんと再現するように設計されているとのことです。

メーカーによっては、音波の速さでブラシを振動させながら、丸型ブラシで左右交互に回転するという驚くような動きをするタイプもあります。

ただし、このような高機能な電動歯ブラシを持っていながら、使い方を間違っている方も多くおられるようです。

正しい使い方

ブラシを歯と歯肉の間に45度の角度で、そっと歯肉を傷つけないように、毛先が触れる程度にあてる。奥歯の噛み合わせ部分は水平にあてる。前歯の裏側は縦向けにあてる。

重要ポイントは、「手を動かさない」こと。

つい、手で磨く時の癖で、手を動かしたくなりますが、そうするとせっかくの電動歯ブラシの振動効果が落ちてしまいます。

1本ずつにそっとあて、一ヶ所に2秒程度あてて磨きます。

永久歯は28本あるので、歯の裏表を磨いていくと、合計2分間かかります。

時間の目安がわかりやすいように、30秒ごとに震動が止まって、隣の歯に移るタイミングを知らせてくれる機能がついた電動歯ブラシもあります。

電動歯ブラシの場合、歯肉や歯への摩擦回数が、手磨きに比べてはるかに多くなるため、歯や歯肉を傷つけるのではないかと心配する声もありますが、正しく使えば問題ないそうです。

それでも心配な方は、研磨剤の少ない歯磨き粉を使えば良いそうですよ。

歯磨きを効果的にすることによって、審美的にキレイな歯を維持する事につながりますね。


美白歯ブラシ「リーチホワイトニング」

ジョンソン・エンド・ジョンソンのオーラルケアのブランド「リーチ」から美白歯ブラシが改良新発売されました。

従来の歯ブラシに独自加工のステインクリーン毛を新たに採用し、特殊ラバー素材のステインクリーナーとホワイトニングパッドの3種類の美白機能で、歯の本来の白さを蘇らせるというものです。

ステイン(着色汚れ)と歯垢を効果的に除去してくれるので、歯の美白が目的でない方にとっても、良い歯ブラシと言えるのではないでしょうか。

今回の改良型「リーチホワイトニング」では、歯ブラシの毛の表面に、ミクロレベルのデコボコを付けて独自加工した“ステインクリーン毛”が新採用されています。

そして、ブラシ部分の外側には、細かな隙間の歯垢までかき出す“しなやか極細毛”と、ブラシ部分の前後には“サイドエッジ加工毛”を配置するなど、1本の歯ブラシに計3種類の特殊毛を採用しているとのことで、すごい高機能な歯ブラシに仕上がっていますね。

歯ブラシヘッドの中にある特殊ラバー素材の“ステインクリーナー”が、歯を磨くたびに自然にステインを取り除いてくれるのですが、特に前歯の気になるステインには、ヘッド裏に搭載された特殊ラバーの“ホワイトニングパッド”で円を描くように磨くことで、集中的にステインを取り除いてくれるそうです。素晴らしい!!

歯と歯の間や、歯並びが悪くてデコボコして磨きにくい部分には、パッドの先端を使うと、ステインを除去しやすいとのことです。

ヘッドサイズはコンパクトで、毛の硬さは2タイプ(ふつう、やわらかめ)、カラーは4色(ピンク、オレンジ、グリーン。ブルー)あります。

ドラッグストアに行かれたら、ぜひチェックしてみて下さいね。

毎日の歯磨きを丁寧に行うのはもちろんですが、もっと歯を白くしたい方は、審美歯科でホワイトニングを受けるといいですよ。


モバイル歯科医院検索サイト「モバ歯科」

最近、スマートフォン用のサイトが増えていますね。

株式会社ノーザが運営するモバイル歯科医院検索サイト「モバ歯科」http://m-shika.jp/も、iPhone・Android携帯などのスマートフォンに対応したそうです。

現在iPhoneやAndroid携帯などスマートフォンが急速な普及を続けていて、通勤電車の中でもスマートフォンのユーザーをよく見かけるようになりました。

スマートフォンのユーザーさんにも、自分の条件に合った歯医者さんを見つけるきっかけ作りの場を提供したい、との思いで、モバ歯科は、携帯電話だけでなくスマートフォンを利用してページを快適に閲覧できるようにと、スマートフォンへの最適化を行ったそうです。

最適化のポイントは以下のようになっています。

1.スマートフォンの特性を生かして、各ボタンをタッチしやすいように、トップページのデザインを一新。

2.医院のマップページに、「GoogleMAPを起動する」というリンクを付け、タッチすることでスマートフォンに標準搭載されているGoogleマップを起動させることができる。

3.スマートフォンからモバ歯科(http://m-shika.jp/)にアクセスした場合は自動的にスマートフォン最適化ページが表示され、携帯電話からモバ歯科にアクセスした場合は従来どおり携帯版のページが表示される。

このように、とても見やすく便利になったそうです。

モバ歯科はじめ、各種歯科医院検索サイトを、どんどん活用して頂きたいと思います。